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■とっても珍しい双子の仔馬。数えで2歳の馬(ダーガ)。背中の白い斑模様まで同じです。。   ■牛!?かと思ったら、これまた珍しいマダラ模様(アラグ)の馬の親子です。
 
■雌馬に寄り添っている右のタテガミの長い馬が種馬(アズラガ)です。アズラガは、タテガミを切らないんですよ。   ■お腹の大きなこの馬は赤ちゃんがいるのかな?牝牛は、モンゴル語で「グー」といいます。乗馬用ではなく、アイラグ(馬乳酒)用のミルクを出してもらいます。
 
■今年生まれた仔馬(オナガ)。おとなしくて、つぶらな瞳が可愛らしいんですよ。   ■馬の乳を搾る時には、必ず母馬の傍に仔馬を寄せないと乳を出してくれないんですよ。
 
■ゆったりと草を食んでいる馬達。見ている私もゆったりとした気分になります。   ■馬群を見つめるおばちゃん。馬は遊牧民の大切な財産であり誇りなのです。
 
■馬の飼料を準備しています。この家の馬は、外国産の馬が多いので、草原の草だけでなく、穀物の飼料も用意するのです。  

■小さな男の子も飼料運びのお手伝いです。彼は、今年のナーダムにも出場する予定なんですって。

 
■馬にマスク?ではなく、袋に入った飼料を食べさせているところです。また、このように毛が刈られている馬は、乗馬用の去勢馬でモンゴル語では、「モリ」と言います。  

■袋に入った飼料ではなく、お皿で食べる馬もいますね。馬の好みにあわせているのかしら・・。

 
■驚いて逃げ出した仔馬と母馬を皆で追いかけています。   ■なんとか捕まえて、仔馬と母馬を一緒にさせました。
 
■母馬の乳を飲んで落ち着いた様子の仔馬。よかった、よかった。   ■草原には、このような馬用の水槽があります。夕暮時には、沢山の馬達が水槽に集まって水を飲んでいますよ。

※モンゴルでは、馬、牛、ヤギ、羊、ラクダを5家畜と呼びます。
その中でも豊かかどうかを判断するのに、馬の頭数(馬群)を見るそうです。ちなみにモンゴル語で、馬群のことは「アドー」と言います。

馬群(アドー)は、大体20〜30頭ぐらいで統率され、ボスは一頭の種馬(アズラガ)です。
種馬(アズラガ)は、タテガミは切らず長いままであり、乗馬用にはしません。体格が良く、タテガミの長い馬を見たら「あの馬は、アズラガでしょう!」と遊牧民に聞いてみてください。良く知ってるねえ〜と感心されるかも。。

去勢された牡馬は、モンゴル語で「モリ」と呼び乗馬用となり、雌馬は「グー」と呼ばれ、馬乳酒用の乳をとります。

雌馬(グー)からとれる乳は、「グーニースー(馬のミルク)」と言い、このミルクを長時間攪拌すると「アイラグ(馬乳酒)」になります。
お酒といってもアルコール度数は、1〜2%と低く、アイラグ(馬乳酒)は、乳酸菌や酵母が豊富なので肉食で疲れた胃腸を綺麗にする働きとビタミン(特にビタミンC)やミネラルもたっぷりと含まれ栄養豊富なので、夏の間は、アイラグだけ飲んで食事をとらずに過ごす人もいるそうです。
モンゴル医療現場でもアイラグ(馬乳酒)は使われており、高血圧、結核、胃潰瘍等に効果があるそうですよ。

モンゴル馬の特徴は、ずんぐりとして背が低いのですが、大変持久力があります。20キロ〜28キロを走るナーダム競馬も持久力のあるモンゴル馬だからこそ出来る競技です。
ずんぐりして背が低い理由は、穀物の飼料を食べずに草原の草だけを食べているせいだと聞きました。
モンゴルの馬は、サラブレッドに比べると気性も優しく体高も低いので初心者の乗馬に適しているでしょう。

ナーダムでは、2歳馬(ダーガ)、3歳馬(シュドレン)、4歳馬(ヒャザラン)、5歳馬(ソヨロン)、種馬(アズラガ)、去勢馬(イヒ・モリ)のレースが行われます。
出世魚と同じように、モンゴルでは馬の名前が年齢で変わってくるのです。これらの名前を覚えておくと、モンゴル人に一目置かれるかもしれませんね。
またナーダム時に優勝した馬の汗を額につけると幸せが来るという迷信もあるんですよ。

最近は、ロシア馬やアラブ馬を飼っている遊牧民も増えているようです。サラブレッドのようにスラリとしたこちらの馬は、持久力の必要なナーダム競馬ではなく、主に短距離の賭け競馬に出場しています。
こうした馬を持っているのは、裕福な会社社長や国会議員等。今回私が、お邪魔したゲルの馬のオーナーは、新聞やテレビに良く登場する有名な国会議員でした。
ゲルの中には、ナーダムや賭け競馬で取ったメダルがズラリとゲルの端から端まで!

良い馬を沢山持ち、その馬達がメダルを取ることがモンゴルの男性にとって最高のステイタスなんでしょうね。

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