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■草原に産み落とされたばかりの子ヤギ。まだ、羊膜に包まれたままです。地面にペタ〜としていて動きません。   ■顔がちょっとだけ動きました。母ヤギを探しているようです。
 
■出産後に子ヤギを置いて、群れの方へ行ってしまった母ヤギのところまで、おばちゃんが運びます。   まだ一歳の若い母ヤギなので、自分が生んだ子供かどうか分からないようです。
 
■「もしかして、私の子供?」と子ヤギを見ながら悩んでいる様子。大丈夫かな・・。   ■子ヤギの体を舐め始めました。やっと自分の子供だと分かったのでしょう。
 
■子ヤギの体を何度も何度も舐めて、羊膜をとっています。   ■すっかり、お母さんになった様子。子ヤギもなんだか安心しているように見えます。
 
■ところが、出産直後でお腹が空いたのか、子ヤギをそのままにして、草をむしゃむしゃと食べ始めました。  

■草を食べ続ける母ヤギの傍に子ヤギもヨロヨロと近づいていきます。が、まだ立つことは出来ません。

 
■ヨタヨタしながらも立ち上がりました。何度も立ち上がっては倒れながらも母ヤギのお乳を懸命に探しているようです。  

■やっとお乳が見つかりました!ゴクゴクと力強く飲んでいます。生まれてから、1時間もしないうちに、立ち上がり、お乳を飲めるなんて。なんだか感動してしまいますね。

 

■生まれてから1日経ちました。もう、ちゃんと一人で歩けます。名前は、小さいので「ちぃちゃん」と名づけてみました。

  ■昨日、生まれたばかりなのに、もうお母さんと一緒に放牧されています。
 
■オマケ:この日は、可愛い野ネズミも見つけました。あまりにも可愛いものだから、家につれて帰りたくなってしまった・・。   ■オマケ:野ネズミ3兄弟。見ていると、本当に動きが可愛くって。草原で、野ネズミを見つけたら、じ〜っと静かに観察してみてくださいね。面白いですよ。

※遊牧民のゲルにお邪魔して、のんびりお茶していたら馬に乗った子供が「イシグ(ヤギの子供)が生まれたよー!早く来てー」と大慌てで知らせに来ました。

一般的にモンゴルの家畜出産ラッシュは、ツァガーンサルが終わった2月〜3月にかけてなので、6月下旬に生まれる赤ちゃんというのは、とても珍しいことです。

ヤギの赤ちゃんが生まれたという知らせに、私もおばちゃんと一緒に大急ぎでかけつけました。夕暮れ時の草原に、まだ羊膜に包まれたままの小さな子ヤギが!!初めて見る生まれたばかりの子ヤギです。とっても小さくて、地面にクタ〜としたまま動かないので「大丈夫かな、、本当に生きてるの?」と、緊張と心配でドキドキしてしまいました。

母ヤギは、まだ若い1歳ヤギなので、自分が生んだ子供なのかまだ良く分かっていない様子。子ヤギを置いて群れの方に歩いて行ってしまうし・・どうなってしまうんだろうとハラハラしていたら、遊牧民のおばちゃんが生まれたての子ヤギを脇に抱えて「チュチュチュチュ・・」と母ヤギに声をかけながら、あとを追います。

遊牧民の子供も、母ヤギを追いかけて捕まえ、子ヤギの方へ無理やり引っ張っていきました。そこにおばちゃんの抱えている子ヤギを置くと、母ヤギも最初は嫌がって逃げようとしていましたが、子ヤギの匂いを嗅いでから自分の子供だと分かったみたい。これで、一安心。私も静かに近寄りながら写真を撮らせてもらいました。

子ヤギが立ち上がって、お乳を飲むまで1時間近くずっと眺めていましたけど、小さな命が生まれてから30分で立ち上がり、お乳を懸命に探し、やっと見つけてゴクゴクと力強く飲んでいる姿を見て、凄いなあ〜小さいのにちゃんと生きているんだなあ、と実感しますね。また最初、子供を生んだことを理解出来なくて逃げ回っていた母ヤギが、1時間後にはしっかり子供を守る母親になっていることにも感動してしまいました。

翌日も子ヤギに会いたくて、草原に出かけてみると、生まれて1日目だというのに、すでに母ヤギと一緒に放牧されていました。逞しいですよね。まだ群れについていけないヨチヨチ歩きの子ヤギを、母ヤギが群れから離れてしっかり見守っています。

すっかり私も子ヤギの母親気分になって「ちぃちゃん(小さいので)」と名づけてみました。これからも時々会いにいくつもり。元気に育ってくれると良いなあ・・。

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