※ウランバートルには、カザフ族の人達も住んでいます。今日は、市内のアパートに住んでいる、76歳のおじいさんの家を訪ねてみました。現在は、気が向くと本を執筆したり、趣味の写真を撮ったりしてのんびりと生活しているようですが、元科学者だそうです。
気さくな方で、写真を撮らせて欲しいとお願いすると、突如目の前で服を脱ぎ始め、カザフ族の民族衣装に着替えてくれました。自慢のものらしく、刺繍を指さしては、「ここを撮りなさい!」と細かく指示。衣装や壁掛けの刺繍には、作った人の名前と番号のようなものが刺繍されていました。おじいさんの家の壁掛けは、彼の妹さんが作ったそうです。
また、玄関から居間にかけて壁にずらりと掛かっている写真を指差しては、一つ一つ丁寧に説明してくれました。(よく分からなかったけど・・)。面白いなあ、、と思ったのが、家族全員の白黒写真の下に、擦り切れた小さな靴が飾ってたのです。これは、子供達が赤ちゃんだった頃に、兄弟の一人一人が穿いてきた靴らしいの。それを大事な思い出として写真と一緒に飾ってあるんですね。カザフ族の習慣なのかな・・。
台所には、大きなガラス瓶に赤い実がいっぱい入った飲み物が置いてありました。おじいさんが毎年手作りしている風邪薬兼健康ドリンクのようです。「これを飲むと絶対に風邪をひかない!」と断言していました。私も飲ませてもらったのですが、殆んど甘みの無い酸っぱいお酢ドリンク(味はイマイチ)でした。確かに、お酢は健康に良さそうです。隣にあるお釜では、カザフ名物の「カズ(馬の煮物)」を冬になるとよく作るそうですよ。
帰り際、「風邪をひいたら、すぐ電話しなさい!自家製の風邪薬(ビネガードリンク)をあげるから」と言ってくれました。突然ずうずうしくお邪魔したのに、本当に優しいおじいさんでした。 |