※ウランバートル郊外の田舎で、のんびりと自然を満喫していたところに、ビデオクリップ監督のバータルさんから電話が入りました。
「今、CM撮影をしているんだけど、モデルに着物を着せることが出来ないので手伝いに来てくれる?」「え・・?今、田舎にいるんだけど。それに着物なんて人に着せたことないし・・」「チエは、日本人だろ?とにかく、別の撮影をしながら1時間半待つから!!ガチャッ」。日本人なら誰でも着物が着れると思っているのかなあ・・。まあ、バータルさんにはお世話になっているし、無視するわけにもいかないので「浴衣ならなんとか着れるかな〜」という友人を無理やり引き連れ、CM撮影現場のレストランに向かったのです。
私と友人が到着した時には、男性モデルが、ブランデーを飲みながら葉巻を吸うシーンを撮影中。しかし、彼はまだ 21 歳の学生ですから、大人の色気&渋さを出すのは難しいようですね。急遽メイクアップ担当者が、付け髭を作成。若いモデルや俳優さんばかりなので、少し年齢を感じさせるには、付け髭やもみ上げが必要なのだそうです。
次は、美しいロシア人モデルの撮影です。通訳(英語)と演技指導は、バータルさんの恋人である女優のウンドラルさんが担当。「ハイ、そこでワイングラスを持って、口はほんの少しだけつけるようにして。右にゆっくり顔をずらしながら、スマイル、スマ〜イル!そうそう、そんな感じ」「ちょっと片方の眉毛をこんな風に持ち上げて、目線を上にして。ハイ、 OK! 」とウンドラルさんもモデルと一緒に顔や動作の演技をしながら指導します。バータルさんのつくる映像が、高く評価されているのは、パートナーであるウンドラルさんの力も大きいのではないかなあ。キリリと知的なとても素敵な女性なんですよ。
レストランの CM 撮影現場は、まるでコスプレ会場のようでした。着物、チマチョゴリ、チャイナ服、ゴージャスパーティードレス、ウエスタン調、高級スーツとなぜこんなに各国の衣装が必要なのかしら・・各国の料理を楽しめるレストランでもありませんし、ドレスアップをしていないと入れないような高級レストランでもなく、どちらかというとカジュアルな感じです。
お店のイメージと全然違う CM になりそうだなあ〜と思いつつもそこがモンゴルらしくて面白いところかもしれませんね。いったいどんな CM になるのやら・・。テレビで流れる日が今から楽しみです。 |