※私が日本にいた頃、モンゴル語を教えてくださった先生のお母様の家で、ボーズの作り方を教えていただきました。実は、私ボーズが苦手なのですがこちらのお家のボーズは美味しく食べられたのです。なんでかしら?秘密でもあるの?と思いまして、お家にお邪魔させていただきました。
作り方は、写真を見ていただければ分かると思います。ボーズと日本の餃子の違いは、肉の刻み方ですね。餃子はミキサーで肉を細かくしてしまいますが、モンゴルでは、少し凍らせた肉を手で細かく刻んでいきます。刻んだ肉だと適度に歯ごたえがあって美味しいのです。最近は、面倒だからとミキサーを使う家が増えてきているそうですが、こちらのお家では、「手で刻んだほうが絶対に美味しい!」と1000個のボーズを作るときも、必ず全て手作業だそうです。
ボーズの具ですが、刻んだ肉(基本は羊、牛)に玉ねぎと塩、胡椒というとてもシンプルなものです。その中に「ゴニドゥ(モンゴル名)」という日本語名「ウイキョウ(スパイスの一種)」を入れます。ここがポイントなんですね。ウイキョウを入れることで、肉の臭みがとれ、風味も増すわけです。これが美味しさの秘密なのかも。
具を包む時のポイントですが、かなり小さめの細長いスプーンを使っていました。小さめだと具の量を大盛りにしすぎてはみ出すことも無いし、量の調節も上手く出来そう。なるほど〜!と勉強になりますね。そして、包む時には、具を親指で抑えつつ、端から細かくヒダを作り包んでいきます。その、早いこと早いこと!そして完璧に綺麗なことには驚きましたね。ツァガーンサルには、毎年1000個以上のボーズを作るそうですから、早さと手際の良さは必須なんでしょう。
今回は、先生のお母様と妹さんとそのお嬢さんの3人で作ってくれました。皆、役割分担が出来ていて、素晴らしいチームワークでした。テキパキと無駄な動きはせず、あっという間にボーズの出来上がりです。12歳の女の子だって上手にボーズを作るんですよ。
モンゴルのボーズ、日本でも作れそうでしょう?肉は、豚肉でも合挽き肉でも牛肉でも大丈夫です。玉ねぎの代わりに長ネギでも良いし、ウイキョウが無ければ、少し生姜を入れて和風にしてもOK。ポイントは肉を手で刻むことと、したたる肉汁が美味しいので、少し脂身を入れるようにしてみてくださいね。 |