※秋晴れの爽やかな日、なんだか無性に草原に出かけたくなったので、運転手さんと一緒にウランバートルから40キロほど離れた、ナライハとガチョールトに出かけてみました。
草も木もほんのりと黄色く染まっていてすっかり秋。水が凍ってしまう冬が来る前に絨毯も綺麗に洗っておくのです。皆、友人とお喋りをしたりおやつを食べながらゴシゴシやっていましたよ。その周りで子供達が水遊びやケンカして楽しそうに遊んでいます。
遊牧民のゲルにもお邪魔してみました。犬と一緒に出迎えてくれた三つ編みの赤いトレーナーを着た女の子に「名前は?いくつ?」と聞いてみると「ムンフバト、3歳」ですって。ムンフバトって男の子の名前なので、そこで初めて男の子だと分かりました。モンゴルでは、男の子は3歳か5歳、女の子は2歳か4歳になると、縁起の良い日に初めて髪を切るのです。それまでは、切らずに伸ばしておくので、男の子でも三つ編みをしていたりと女の子のようなヘアスタイルなんですよ。ムンフバト君は、10日後の縁起の良い日に断髪式が決まったそうで、近々丸坊主になる予定です。
もう一件、訪ねたゲルでは「ウルム」をご馳走になりました。鍋に入った作りたてのウルムです。これは、コクのあるプリンのような乳製品で、モンゴルの乳製品はちょっと苦手、、という方にも好評なのです。市場でも手に入りますが、遊牧民宅の作りたてのウルムが一番おすすめですよ。朝食にジャムなどをつけて食べてくださいませ。また、写真では分かりづらいのですが、ウルムの鍋の横でデール姿のお兄さんが持っているのは「エーデム」という乳製品。これは、初めて見ました。ビャスラグ(チーズのようなもの)を薄く切って糸を通して乾かしたものだそうです。
モンゴルの秋、日差しもやわらぎ、空気も澄んできて本当に気持ちが良いのです。残念ながら秋は、あっという間に終わってしまい、それからは長い長い灰色の氷の世界が待っているのですが・・。貴重なモンゴルの秋晴れの日には、ぜひ、草原や川べりでゴロリと寝そべってみてくださいませ。青い空と川のせせらぎと心地よい風、最高ですよ! |